社内で、いえ、今となっては世の中全体を見渡しても少数派となってしまった感のある“愛煙家”たてのです。
　
いよいよ1週間後の5月1日から、道内でも『taspo（タスポ）』が導入されますね。
未成年者の喫煙を防止するために導入される『taspo』。この成人識別ICカードを持っていないと、5月1日以降は自動販売機でたばこを買えなくなります。
　
このような愛煙者にとっては由々しき事態だというのに、道内のカード取得者は3月末現在で約78,000人と、推定喫煙者の7％しかいなかったらしいのです。
　
かく言うたてのも、発行の申込みが始まった2月1日から間もなく、申込み用紙は入手していたのですが…、写真や身分証明書のコピーなど、申込みに必要なモノを用意するのを面倒くさがってしまい、つい先日まで申込みはしていませんでした。が、こういうダメな人間に、「日本たばこ協会」は“救いの手”を差し伸べてくれました。
　
4月9日から13日までの5日間、ショッピングセンターの「アリオ札幌」内に、身分証明書のコピーから写真撮影までしてくれて、その場でカード発行を申し込める特設会場を設置してくれたのです。
買い物ついでにフラッと立ち寄るだけで申込みができるのならと、ようやく僕の重い腰も上がりました。
まぁ、行ったのは最終日でしたが…
　
最終日の、しかも終了時間ギリギリになってようやく会場へたどり着きましたが、他にもたくさんの人がいましたよ。僕と同じように、ギリギリになってようやく申込みに来た人たち。
　
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写真左上のブースが、
　写真撮影→身分証明書のコピー→申込書の記入
すべてを終えた後の、最終の申込みカウンターです。結構並んだ挙げ句に、受付のお姉さんが教えてくれるには「いま、申込みが立て込んでいるので、お手元に『taspo』タスポが届くのは、2週間から3週間後になってしまうかもしれません。ご了承ください」とのこと。
　
…
　
…あ！　今から3週間後じゃ、5月1日には間に合わないということですね。
　
あれから10日、僕の元には当然『taspo』は届いていません。
　
今回の『taspo』導入を機に、禁煙される方も多いのでしょうか？
我が社の事務所も、ついに終日禁煙となってしまいましたが、たてのはまだまだ自分にとって唯一の嗜好品を止められそうにありません…。