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いつもの景色が崩れ去るとき

ご無沙汰しております…といっても、覚えている方がいらっしゃるかどうか?
『笛吹き』先輩のこまめな更新を横目に、2カ月間もブログ更新をサボっていました、たてのです。
 
先日、パセオでの取材に向かう途中で、こんな光景を見かけました。
 
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ちょっと遠くて分かりづらいかもしれませんが、ビルが取り壊されています。事務所へ帰ってきて地図で調べたところ、このビルは「札幌三井ビル」だったと判明しました。
ご存知の方も多いかとは思いますが、このビルが取り壊された後には「新札幌三井ビル(仮)」という、北海道で現在もっとも高い建物のJRタワーの173メートルを超える、185メートルもの高さのビルが建設されます!
 
「映画にでも出てきそうな“廃虚”みたいでカッコイイなぁ〜」と僕は思ったのですが、その光景を僕よりも先に見ていた、スーツ姿の中年男性2人は、なんだか寂しそうな目で、崩れていくビルを見つめていました。昔、ビルで働いていた人だったのでしょうか? 何かの思い出の場所なのかもしれません それとも、寂しそうに見えてはいたけど、単なる野次馬だったのでしょうか?
 
こんな風に、ふとした瞬間にスレ違った人の背景というか人物像を勝手に想像して、「人間はそれぞれの“人生”を背負って生きているんだよな…」と、ひとりで納得することをたてのは得意(?)としています。
ちょっとスレ違っただけで、どこまで妄想を広げるんだ!? この人大丈夫なのか!? というツッコミもあるでしょうが、仕事には決して妄想は持ち込まないので、大目に見てもらえればと思います。

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