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VOL87.「蝋燭出せよという名のナントカ…」

焼肉店での取材中、

入口玄関の方から、なにやら子供たちの歌声が―。

 

 

 

 

 

 

 

 

ローソク出~せ出~せよ~。出~さ~ないと~かっちゃくぞ お~ま~け~に…♪

 

ハッッ…8月7日、今日は七夕か。。。

 

 

 

 

 

 

っていや、えっ?焼肉店にまさかのローソク出せよですかい?

 

「ああ~忘れてた!七夕だよね。」

と、苦笑するスタッフさん。

「いや~毎年来るんだよね。うまい棒でも買っておけば良かった…」

つぶやきながら厨房をあたふたして、お店のスイーツメニューをちびっ子たちに運ぶスタッフさん。

そして確信的、いえ無邪気に「ありがとうございまーす!」と、マスカルポーネの何とかっていうこだわりスイーツをぱくつくちびっ子たち。

その光景には和みつつも、こ、これは子供を笠にした、北海道伝統行事という名の堂々たる無銭飲食なんじゃ…と。

自分も小さいときは、ローソク出せよでご近所をまわりましたが、あくまで一般家庭です。

 

ハッハッツハーと、笑って対応するこのお店の懐の深さにも驚きます。

これって、近頃の風習なんでしょうか…。

でも、これでお店のお客様になってくれれば、良いですよね。触れあいというか。

 

つくづく子供って恐いものなしですね。

ただ、一度はろうそく出せよでやってくる子供たちに、

「よく燃えるのよ~」なんて、仏壇からおろしたロウソクをあげて、ガックリとうなだれる姿を見てみたいものです。

やっぱりローソクといえば・・・

 

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