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コピーは生ものである。

ずいぶん間を空けてしまいました。お久しぶりです、笛吹きです。
えー3月も後半ですが、今月初めてってさすがにサボりすぎました…。
 
 
さて、きのうの16日(日)に、札幌駅のパセオで行われていた「コピージアム特別対談」を聞いて来ました。第一線で活躍しているプロのコピーライターの話を聞くことなんて、そうそうあるものではないので(しかも対談!)15日も行こうと思っていたのに、そっちはなんでか間に合いませんで…。
 
コピージアムは、宣伝会議がコピーライター養成講座を開始して50周年! という記念イベント。会場には、50年間のコピー365本が展示、カンヌ国際港国際受賞CMの上映などがされていました。で、メインイベントが対談なのです。
 
16日は、山本高史氏(コトバ)×佐倉康彦氏(博報堂C&D) 両名の対談。
最近の仕事でいうと、山本氏はトヨタのルミオンのCM、佐倉氏はPS3のCMとコピーライターの枠を超えて、CMのプランニングや演出とかキャンペーン展開だとか幅広く手がけられているそうです。
 
対談は1時間半。たっぷりいろいろなことを話していたけれど、頭に残っているのは
 
「コピーは生ものだから」
 
という言葉。その時代背景や、求められているもの、世の中のコンディションで生まれるコピーはかわってくる、だから時間が経つとどうしても心に響かなくなるものが多い。もちろん、ずっと輝き続けるコピーもあるけれど。っていうような話が出てきたわけです。
 
会場に展示されていた365のコピーも、当時はたくさんの人の心に刺さったものだけれど、今改めて向き合うと「なんでコレがウケたんだろう」「意味がサッパリ分からない」そういうコピーが多いんだそう。んーたしかに? そのコピーを見て、時代背景を思い起こして懐かしむきっかけの一つにはなるんでしょうけどね。
 
「コピーは生ものだから」時代によって、コピーの良し悪しも常に変化していくんです。
 
笛吹きが仕事にしていることは、コピーライターとはまた畑が違うんですけど(多分、となりの畑くらい?)、言葉を扱うことには変わらなくて。言葉を選んでいく上では、やっぱり時代の波が影響しているんですよね。
 
とまぁ、もっともっとたくさんの話題が出ていたけれど、だらだら書いても仕方がないし、自分で聞くことが一番だと思うのでやめます。
だけど一つ。
 
「コピーも、経験がないとひねり出すことはできない」
 
これは身に染みました。全くそのとおり! だと思うんです。
だから、やっぱり活動的な休日を過ごさなくちゃいけないんだなと改めて感じたのです。今週は、良い刺激を受けました◎
 
来週は穴あけないように…なにか考えます。
では、笛吹きでした。

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