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札幌とタマネギ

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すっかりご無沙汰しています。
松です。
秋の気配深まる10月下旬、大通公園で行われていた
「サッポロマルシェ」にいきました。
「サッポロマルシェ」とは、「マルシェ・ジャポン」が主催する、
生産者と消費者を結ぶための都市型市場。
東京の赤坂や六本木のほか、横浜や新潟でも
開催されており、
ここ札幌でも大通公園のほか道庁赤レンガ前などが会場となっています。
大通公園では、
北海道各地の農作物や各種食品が販売されていました。
なかでも目を引いたのは「札幌黄」(さっぽろき)というタマネギを麺に練りこんだ
生ラーメンです。
私もまったく知らなかったのですが、
日本のタマネギ発祥の地は札幌といわれています。
明治13年に、初めて栽培に成功。
そのときの品種が「札幌黄」なのです。
昭和40年代まで、札幌は日本有数のタマネギ産地として知られ、
札幌から出荷されるタマネギのうちの約90%が
「札幌黄」だったのです。
「札幌黄」は甘さと辛さのバランスがよく、
麺に練りこむことで、麺を茹でた湯にいいダシが出ます。
なので、通常の生ラーメンだと麺を茹でた湯は捨てることが
多いのですが、このラーメンは麺を茹でた湯をスープに使え、
とてもおいしくなるのです。
北海道は食材の宝庫として、全国的にも
ブランドとして知られていますが、
こういった知らない食材がまだまだわれわれの近くに
眠っているんですね。
生キャラメルの次は果たして何か?
今後もこうしたイベントや路面店などをめぐって、
掘り出し物を見つけたいと思います。

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